MAMEBOOKS blog

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    観ました|映画『放浪の画家ピロスマニ』
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      とある絵描きの物語。グルジアという小国の、路上に生きた画家のお話。

      映像はラフで簡素で、ある見方に立ったなら、おそらく多分に「説明不足」です。違う見方に立ったなら、その豊かな「間」が「彼」の心情や風景をより一層想像させます。

      商売に不向きで、金を欲しがらず、人々の「普通」に染まらず、酒場を歩き「新しい絵なんてどうだい?」と声をかけ、酒を飲みパンを食べ、狭く冷える床で眠る。

      「孤独」が沁み入る映画でした。彼が持っていたであろうその孤独に、色んな角度から胸がキュウっとなりました。




      映画「放浪の画家ピロスマニ」は、グルジア(ジョージア)の独学の天才画家二コ・ピロスマニ(1862-1918)の半生を描いた作品である。近年、彼は貧しい絵描きと女優の哀しい恋を歌った『百万本のバラ』のモデルとしても知られている。名匠ギオルギ・シェンゲラヤ監督は、名も知れず清冽に生きたピロスマニの魂を、憧れにも似た情熱で描くとともに、グルジアの風土や民族の心を見事に映像化した。1969年に制作された本作は、ピロスマニの絵に似て静謐で美しく、国際的にも高い評価を受けた。1978年の日本公開時には多くの観客を魅了し、その感動は今でも語られることが多い。公開時はロシア語版のプリント上映だったが、この度はグルジア語のオリジナル版でデジタルリマスター版による待望の再上映となる。

      ピロスマニの本名は二コロズ・ピロスマナシュヴィリ。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、コーカサス山脈の南にある国グルジアで、日々の糧とひきかえに店を飾る絵や看板を描き、そして亡くなった。絵は人々の暮らしや人物、動物、風景など、グルジアの風土に育まれた世界を独特の素朴な筆致で描いたもので、その数は1000点から2000点といわれている。死後に高く評価され、現在はグルジア人の魂を象徴する存在として人々に愛されている。世界中で展覧会が開かれているが、日本でも1986年に大々的な展覧会が催され、2008年の「青春のロシア・アヴァンギャルド展」でも展示されて話題になった。
      ギオルギ・シェンゲラヤ監督は1937年生まれのグルジアを代表する映画人。本作に続いて「若き作曲家の旅」(1984)、「ハレバとゴーギ」(1987)も日本で公開されている。兄はエルダル・シェンゲラヤ監督(「青い山」)。父はグルジア映画の父といわれる二コロズ・ジェンゲラヤ監督、母は大女優ナト・ヴァチナゼという映画一家の出身である。ピロスマニを演じたのは、本作の美術も担当している画家アヴタンディル・ヴァラジ。彼はグルジアを代表する芸術家であり、ピロスマニの寡黙でナイーブな内面を見事に演じている。

      【STORY】

      19世紀後半のグルジアのチフリス(トビリシ)。幼くして両親を亡くしたピロスマニは長年世話になった一家を離れ、流浪の生活をはじめる。友人と乳製品の店をひらき繁盛するが、間もなく仲違いをして破綻、故郷の姉がもってきた縁談もこわしてしまう。やがてピロスマニは店の看板や壁に飾る絵を描きながら、放浪の日々を送るようになる。庶民はそんな彼に一目置いていた。しかし酒場で見初めた踊り子マルガリータへの報われない愛は、ピロスマニを孤独な生活へと追い込んでいく。第一次世界大戦、そしてロシア革命前夜のチフリスを、彼は一杯の酒を得るために、画材をかかえ居酒屋を渡り歩くのだった。ある日、彼の絵がこの地を訪れた芸術家の眼にとまり、一躍、中央の画壇に注目されるようになる・・・。


      | 日記 | 19:54 | comments(0) | - |
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